4.設定の保存とリストア

以下の手順でF5OSの設定を保存します。

4-1. Primary-keyの設定

対象機器にCLIで接続し、adminアカウントでログインします。

注釈

バックアップした機器と異なる筐体にリストアを適用する際にPrimary-keyが必要になることがあります。

Configモードに移行し、 passphrasesalt を設定します。

r10k-2# config
Entering configuration mode terminal
r10k-2(config)#
r10k-2(config)# system aaa primary-key set passphrase ``Enter key``
 passphrase: ************
 confirm-passphrase: ************
 salt: ***********
 confirm-salt: ***********
r10k-2(config)# end

ステータスを確認し、設定が完了していることを確認します。

r10k-2# show system aaa primary-key state status

4-2. バックアップファイルの作成

対象機器へWebUIで接続し、adminアカウントでログインします。

画面左側にあるメニューバーから SYSTEM SETTINGS >> Configuration Backup を選択します。

Create をクリックし、ファイル名を入力して Create をクリックします。

../../_images/backup.png

注釈

F5OSのバックアップファイル内には、テナントに割り当てるリソース等のデプロイにおいて指定するデプロイ構成が含まれますが、 Virtual Serverをはじめとするテナント内で設定するコンポーネントについては含まれないため、別途テナント内でUCFファイルを作成する必要があります。