1.3.F5OS Network設定
本手順ではWebGUIを使用してF5OSのNetwork設定をする手順を紹介します。
rSeriesではネットワーク設定はF5OSで管理し、テナントはF5OSにおける設定を継承します。
1.3.1. Port Groupsの設定
画面左側にあるメニューバーから NETWORK SETTINGS >> Port Goups
を選択し、ポートグループの設定画面を開きます。
各インターフェースで使用する通信スピードを設定できます。
1.3.1-1. r2000/r4000における設定
ドロップダウンリストから使用するポートグループのモードを選択し、
Save
をクリックして設定を反映します。
注釈
Port groupのプロファイル変更の際には機器全体の再起動を伴います。 機器再起動後、プロファイル内で有効になっているインターフェースのみが画面に表示されます。
1.3.1-2. r5000/r10000における設定
各インターフェースごとにドロップダウンリストから通信モードを選択し、
Save
をクリックして設定を保存します。
注釈
Port1-2、は100GbE/40GbEを設定できますが、同一のモードを選択する必要があります。 Port3-10については25GbE/10GbEを選択でき、通信モードは混在可能です。
1.3.2. Vlanの設定
画面左側のメニューバーから NETWORK SETTINGS >> VLANs
を選択し、vlan設定画面を開きます。
Add
をクリックし、作成するVlanのID、名前を入力します。
Save & Close
をクリックし、設定を保存します。
1.3.3. Interfaceの設定
画面左側のメニューバーから NETWORK SETTINGS >> Interfaces
を選択し、設定するインターフェースの名前をクリックします。
割り当てるNative VLANをドロップダウンリストから選択し、Trunk Vlanをチェックボックスから設定します。
Save & Close
をクリックし、設定を保存します。
注釈
1つのvlanを複数のインターフェースに紐づけることはできないため、 必要な場合には紐づけるインターフェースをリンクアグリゲーションでまとめる必要があります。
1.3.4. LAGの設定
画面左側のメニューバーから NETWORK SETTINGS >> LAGs
を選択しリンクアグリゲーションの設定画面を開きます。
Add
をクリックし、作成するLAGの名前、組み込むインターフェース、および割り当てるvlanを設定します。
Save & Close
をクリックし、設定を保存します。
注釈
LAG TypeではStatic/LACPを選択可能です。 LACPを選択する場合にはIntervalとModeの設定が必要です。